【作品紹介】歌集 A Rose in Heaven

まえがき


 詩という芸術は世界中にあります。

おそらく詩をもたない民族というものは

ひとつもないのではないでしょうか?

 日本にもまた古くから詩がありました。

日本の詩は「和歌」にはじまります。

神話では、スサノオノミコトという神様がはじめたそうです。

 私は、

世界中の詩、

いえ、芸術とくらべたとき、

和歌の特徴のひとつは、

自然を素直に詠むということにあるのではないかと

思います。

ほかの国の芸術の関心が宗教や英雄物語に

ある時代に、

日本の和歌は、

自然の美しさを歌うたくさんの歌を詠んでいました。

もちろん、

ほかの国の芸術にもその国の芸術にしかない

素晴らしさがありますが、

日本の和歌という芸術は、

世界中のあらゆる芸術のなかでも、

とくに自然の美しさや恵みに、

いえ、大自然のこころに

敏感であったと思います。

 私もまた、

自然の美しさにうたれ、

恵みや優しさにうたれてこの歌を書きました。

世界は美しいと思います。

もし、この歌を読んで、

もっと世界が好きになったという方がいたら、

歌人として本当に幸せに思います。


                                                        白鳥静香


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