宗教について思う 36 『千の御名を持つ神様 2』 白鳥静香著
神様が無限に多様な色や形をとって現れてくるとして、
自分は一体どれを選べばよいのか?
私は
自分が最も愛おしいと思えるお姿の神様を選べばよいのではないか?
と思います。
信仰において最も大切なことは、
自分の信じている神を愛することであるでしょう。
(私自身は特定の信仰を持っているわけではありませんが。)
ならば自分が最も愛おしいと思えるお姿で神様を愛することこそが
信仰において最も自然なことなのではないかと思います。
大切なことは、
そのお姿が真理のすべてではなく、
それもまた本来色も形もない無限なるものの現れのひとつでしかない
ということを頭の片隅においておくことではないかと思います。
それが頭の片隅に少しでもあるなら、
その信仰は争いのもとにはならないだろうと思うからです。
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