宗教について思う 32 『無限なるものへと開かれること』 白鳥静香著

宗教とは、

単なる社会規範ではないと思います。

私は宗教とは、

単なる社会規範ではなく、

有限性に閉じ込められた人間という存在が、

無限性へと開かれることであると思います。

そうだとして、

私たちは、

誰かを愛すること以外で、

私たちの有限性の根本である、「自分」という限界を越えることは

できるでしょうか?

私はできないのではないかと思います。

昔の聖者たちが、

愛を真理である、

愛こそが神である、

としたのは

ゆえのあること、

そして、

とても自然なことであったのではないでしょうか?

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